コンクリートの圧縮強度測定試験
既存RC造躯体の耐震診断の事前調査や概略のRC強度を調査する場合に適用されています。当社ではシュミットハンマーと呼ばれる特殊なハンマーを使用します。
調査したい部分に20点(状況・仕様により点数は異なります)の測定点をマ-キングし、試験機により打撃した際の反発度を測定、含水状態・打撃角度の補正値を代入し指定された圧縮強度換算式で圧縮強度を求めます。
(材齢補正が必要な場合は補正係数で補正)
反発度を使用した推定値になるのでコア抜き圧縮強度試験と比べると、その精度は低くなりますが、構造体を壊さず簡便に行えるのが特徴で、建物全体の強度分布を調査するのに適しています。
《NR型(普通コンクリート用)》
・測定範囲:圧縮強度 10~70(N/㎣)
・衝撃エネルギー:2.207Nm
反発値は記録紙に棒グラフとして記録します。
・記録紙:4,000回測定/巻
・測定範囲:圧縮強度 10~70(N/㎣)
・衝撃エネルギー:2.207Nm
反発値は記録紙に棒グラフとして記録します。
・記録紙:4,000回測定/巻
シュミットハンマー